ダイエットを成功させるコツは、複数の手法を同時進行させることです。
過食を避けて適正な食事量つまり標準体重を維持する最小限の分量の食事を遵守する。
こうすることで体重の増加は止まり、理想体重に近づいていきます。
そして有酸素運動を行って、体脂肪を燃やしていきます。
最後は筋力トレーニングで、筋肉を質量共に増強することによって太りにくい体質を作る、という3点セットでダイエットは成り立ちます。
いずれもハードルが高そうですが、痩せるためには必要なことです。
この稿ではまず、ウォーキングを通じて体脂肪を減らしていく有酸素運動について理解を深めるよう記述してみます。
ウォーキングではどのような歩き方が求められるのでしょうか。運動が苦手だったりなかなか継続できない人はこの点が最も気になるはずです。
しかし心配することはありません。ただ歩くだけ、散歩するだけで良いのです。
継続的に身体を動かしていればそれで十分であり、速度とか距離が求められる訳ではありません。
ただしせっかくですから効率というものを考えてみましょう。ポイントはタイミングと時間のふたつだけです。
ウォーキングを行うタイミングは、朝起きてすぐです。
このタイミングであれば普通、直前の食事から最も時間が経過しているはずです。
つまり胃の中には未消化物がほとんど残っていません。
ウォーキングに必要なカロリー、つまり燃料は胃の中にはないので、その代わりに体脂肪が燃料として用いられるのです。
時間は長時間なほど効果があります。
しかしこれではかえってハードルが高くなるので、最低どれだけ行えば良いかを書く方が親切でしょう。
答は20分を超える時間、ということになります。
身体を動かし始めて20分が経過すると、体脂肪が溶け出して血流とともに全身を巡り、やがて筋肉に吸収されていきます。
そして呼吸によって取り込まれた酸素が筋肉中で脂肪と出会い、これを燃焼させるのです。
これが有酸素運動の原理です。
ただし20分以内では効果がないので、可能であれば30分行うなどと決めておくのが良いでしょう。

ウォーキングは短期間で効果を求めてはいけない

有酸素運動を目的としたウォーキングのメリットは、確実に痩せることができる、苦しくない、長時間行う必要は必ずしもない、ということから長期間続けられることでしょう。
しかも起きてから直ぐにという習慣化と20分を超えて継続すること、という原則を守るだけで済みますから、簡単でありマイペースでできる運動です。
なぜ確実に痩せると言えるのでしょうか。それはタイミングが適切であれば、ウォーキングという運動に要する燃料が体脂肪であるから、というのがその答です。
この簡単な運動が体脂肪を確実に燃やすことにつながるのですから、痩せるのは間違いありません。
もちろんその一方で過食を常とするようでは意味がないのは当然です。
現状の体脂肪を落とし、なおかつ新たなる体脂肪をつけない、という点が重要なのです。
ただし苦しくないから続けられる、というレベルの運動ですから、1週間に1kgも2kgも減量できる訳ではありません。
そのため長期間かけて、継続することによって初めて効果が得られるということを覚えておくべきです。
とはいえマイペースでできることですので、日課として習慣化してしまえば苦痛は感じないはずです。
それでは悪天候などでウォーキングそのものができない時はどうしたら良いのでしょうか。
その場合は有酸素運動の原理を思い出せば良いのです。
つまり20分以上継続的に身体を動かしていさえすれば良い、という運動なのですから、室内の段差を利用して踏み台昇降をする、集合住宅であれば階段の昇り降りをする、などの運動で代用できます。
ステップマシーンなどがあれば万全ですが、スタンドを立てたままで自転車のペダルを漕ぐのも良い方法です。
あとは各自、ウォーキング仲間を作るとか愛犬と一緒に遊ぶなどの工夫で、とにかく継続して20分以上毎日身体を動かしさえすれば良いのです。